木内武彦

　あらら、この写真暗ぇぇぇ～。何かとりついてるみてぇ。ま、いいか。木内は、ｗｅｂのデザインや運営や、なんやかやネット関連の仕事をしている。詳しく聞いた事ないんで、はっきり分からない。謎だ。木内とは、友人の友人ってノリで知り合った。元祖友人は、その頃不動産関係の仕事をしていて、「てなもんやコネクション」って作品を撮り終え、このフィルムの専用上映館を建設する為に、土地探しをしている時に知り合った。元祖友人は博多、木内は宮崎、俺は大分と九州つながりでもある。そのうち元祖友人は社会性に目覚め、俺との接点が減り、社会性の薄い木内とは付き合いが続いている。木内は、前作「リムジンドライブ」と新作「聴かれた女」のホームページの作成と運営を「愛と友情と正義と平和」のみで、ボランティアでやってくれてる。マザー・テレサかナイチン・ゲールみたいなヤツだ。「おもしろそうだから」って理由のみで、物事に関わっていく人は、数少ない。年々減少を続け、WWFが保護しないと、そのうち絶滅してしまうだろう。「金」と「欲」で動く人間は、越前クラゲ並に増えてんだけど、木内は間違いなくWWF科に属す生物だ。実際の木内は、この写真のように趣味＝リストカット風の陰ある男じゃなく、九州人種＝声がでかくて明るいんで、念のため。でも、この写真暗ぇぇぇ～。