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萩生田宏治


 映画監督。付き合いは、けっこう長い。「熊楠KUMAGUSU」では、スタッフで参加している。真面目な男だ。礼儀正しい。タメ口をきかない。滑舌がいい。以前は、その体育会系的なノリがカタっ苦しい時もあったが、最近は柔軟性も装備され、受け入れやすい芸風として確立されている。萩生田の作品は、3本見ている。「帰郷」が一番好きだ。久しぶりに田舎に戻った男の日常が、気負わずに、誠実な眼差しで、抑制したタッチで淡々と綴られている。地味さが、好感をもって受け入れられる作品。最新作「神童」は、日本初の"クラシック映画"というキャッチがついている。体育系でもクラシックをきくのだろうか?いや、体育系だからこそクラシックが似合うのか?そこんとこが注目される。その「神童」の試写の後、久しぶりに飲みに行った。酔っ払って、グダグダんなって、気づいたら京橋で飲んでたのに下北沢にテレポートしてたし、諏訪敦彦っていうフランス人監督を呼び出そうと電話したら、どうも諏訪違いしたみたいで、大阪弁の諏訪が登場していた。顔をみたら思い出した。確かに以前一度飲んだことがある。写真家の諏訪だ。ごめん。てなノリで、俺は4時頃には帰宅したのだが、萩生田は朝まで、ベートーベンのように寝ながら、バッハのように飲んで、モーツァルトのようにクダをまいていたらしい。さすがに、日本初の"クラシック映画監督"だ。


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コメント 2

みーちゃん

萩生田監督、マイ タイプですって!
「神童」楽しみにしてます!
クラッシック監督、「のだめ」に負けるな!
by みーちゃん (2007-01-30 17:44) 

パギウダ

おおっ!おれじゃないですか。
日本初の"クラッシック映画監督…"の萩生田です。
なんか、とてもほめてもいただいて光栄です!
「聴かれる女」公開まであと10日!かならず劇場に行きます!

リスペクト!
by パギウダ (2007-01-31 16:45) 

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